地球のバランス 〜月と太陽・ホルス神とイエスの繋がり

前回の古代エジプト記では、
セトの役割と火星の繋がりについて
お伝えしていたのですが、

今回は、その中で登場した
ホルス神の象徴する
「地球のバランス」について
お伝えしていきたいと思います☆

前回の古代エジプト記
セト神と火星の役割 〜 古代エジプトにおける宇宙観・真なる自由の体現
セト神と火星の役割 〜 古代エジプトにおける宇宙観・真なる自由の体現

古代エジプトにおいて、
ホルスは、強さとバランス
正義(真理)の神、神性の象徴
でした。

神話の中で、ホルスは、イシスとオシリスの息子として描かれている他、「太陽神ラーとの融合」が描かれているシーンもあり

太陽神ラーの分身
=太陽の子

として、ファラオの象徴と
なっていったのですが

古代エジプトにおいて、
ファラオ(王)は、ホルスの化身であり
「地上で生きる神(現人神)

ファラオとして生きることは
ホルス」として生きること
を意味していました。

ハヤブサの姿あるいは頭部を持つホルス神。

古代エジプト人は、一見矛盾する
二つの神話を同時に受け入れていた、とのことで
ホルスは、最も存在が「多様化した神」の一つ、
といわれていました。

以前の記事でもご紹介した
「エジプトの神話と秘儀(シュタイナー)」にも、
ファラオの絶対的な権力・秘儀の本質として、
「ホルスとして生きること」
「ホルスと心臓(ハート)の繋がり」について、
書かれていました。

ホルスと、イエスの繋がり

「地上で生きる神」として
世界的に最も有名な人物に
イエス・キリストの存在があります。

歴史的に、イエス=ホルス、として
紐付けられている説が多くあるのですが

エジプト神話において、
イシスはオシリスの死後に、処女のまま
ホルスを身ごもったとされており

聖母マリアがイエスを受胎した、との話は、イシスとホルスの神話が起源、といわれています。

古代エジプト人にとって、聖母マリアは
イシスの生まれ変わり、と信じられていました。
(イエスはホルスの化身、ということ)
↑このことについては、かなり以前の記事ですが、
アメブロの方にも書いたことがあります。

イエスやブッダは、自身のことを
「太陽の子」として表現していたように

ホルスとは、「地上で生きる神」
つまり、「魂と物質性の融合」の象徴

イエスやブッダの意識は、
神性(霊的太陽)と融合した意識
=覚醒した自我意識(悟り)
を意味していたのでした。

関連記事
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ホルスの象徴するバランス

「バランス」といっても
さまざまな「バランス」がありますが、

古代エジプトでは、
太陽と月は、ホルスの両眼だと
考えられており

特に、ホルスの象徴する
「バランス」とは

ホルスの左目=月
(ウジャトの目)

ホルスの右目=太陽
(ラーの目)

に象徴される

地球における
太陽と月のバランス
なのでした。

ホルスは、月と太陽の他にも、火星=「赤いホルス」や、木星=高位の「光り輝くホルス」など、あらゆる側面を内包・バランスしている存在としてみなされていたのですが、月と太陽以外の天体については、また別の機会に触れていきたいと思います。

ラーの目は、
太陽(魂・神性)や
力と智慧の無限性(源)を表し

ウジャトの目は、
月(肉体・物質性)における
「受容性(器)」と

神聖な智慧によって
目覚めた自我意識
(生命エネルギー)
の象徴で

それらの融合(両目)が、
第三の目(霊的な眼・松果体)を開くこと

ホルス=「地上で生きる神」
を意味していました。

ホルスの左目は、「月」「蛇(コブラ)」を
象徴していることから
歴史的にも様々な解釈が生じている部分で、
オリエント占星術の世界観や月の理解とも
大きく関わっているポイントなため、
次回以降のエジプト記で、詳しく解説する予定です。

極性の法則と、地球のシンボル

人間には、
「神(源・魂)」という側面と
「人(個体)」としての側面
二重の側面(極性)があります。

太陽(魂・神性)と
月(肉体・物質性)は、

宇宙の構造と人間の極性が
フラクタルになっており

古来より、「地球」のシンボルは
「魂(太陽)と物質性(月)の融合」を表す

「太陽十字(サンクロス)」でした。

オリエント占星術においても、
地球は、太陽と月の作用による
バランス(極性・融合)の星
とお伝えしています。

このことは、エメラルドタブレットにも
「極性の法則」として記されています。

「おー人よ、汝の形態は、その姿に形成されし間は極性の均衡されたる二重性なるを知れ。」
「汝が汝自身の均衡を保つこと学びし時、汝は地球のバランスを身につけん。」

〜「エメラルドタブレット (霞ヶ関書房)」より引用〜

セト神とホルス神が、両側からファラオを支える姿

ホルスの象徴する
正義(真理)とは

本来の自分=太陽の子
(大いなる太陽の分身)
という役割を生きること

正しい位置(=秩序)を生きる 
ということを意味しており

私達が、地球のバランスを生きる鍵は
「ハート(心臓)」にあると
考えられていました。

ホルスの象徴する
「地球のバランス」
というメッセージは

目覚めた意識
=覚醒した自我

によって

ハート(心臓)
=魂(霊的太陽・本質・神性)

を生きることが

地上での強さ、地球のバランス
内なるバランスを生きる鍵

であることを伝えているのです。

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