蟹座22度「ヨットを待つ女」の意味 〜サビアンシンボルの再解釈

今回は、蟹座22度のシンボル
「ヨットを待つ女」について
解説していきます。

こちらのシンボルは、オリエント占星術の鑑定や講座受講生の間でも、解釈の変化によって、しっくり感が大きく変わる、とよく話題に上がるシンボルの一つです。

蟹座22度「ヨットを待つ女」

原文:An angel carrying a harp.A woman awaiting a sailboat

ヨットは海の水面を、風や流れの力を使って進む乗り物。自分を運んでくれる流れ(ヨット)が来ることを信じて待っている様子を表すシンボル。確信によって、望むものを引き寄せようとするイメージ。周囲にどう思われようと(なんと言われようと)、内なるビジョンを信じる(受け入れる)、確信する力の強さが強調されている度数。※一般に、夢見や幻想にフォーカスしている解釈が多い(外側から見た時の印象による解釈)

– オリエント占星術 –
(転載等をする際には、本サイトのURLを明記のうえ引用してください)

ここでは、特に、
「信頼」や「確信」に
フォーカスが当てられており

内なる感覚や、ビジョン

自然界や世界、他者との繋がり
=共同体感覚

それらへの確信が

テーマとなっているシンボルです。

本来、私達の真(神)なる
願いやビジョンは、

宇宙、自然界、世界、他者と
必ず繋がっています。

内なる感覚を
信頼・確信することによって

タイミング(流れ)を待つ
必要な行動・共鳴を起こす

といったことが
できるようになります。

物事が実現していくプロセス
他者や世界との協業の中で
「流れ」がやってくるとき

個人においては、

内なるビジョン(感覚)や

水面(現実)に起こる
小さな変化や、波の動きを目にしたとき
ふと感じる感覚、想いを

先に受け取ることがあります。

例えば、「ヨットが来る」といった

未だ形にはなっていないけれど、
既に在る感覚、ビジョンなどに対する
「信頼」や「確信」は

そういった、一つの
協働創造、共鳴が起こるうえで、
重要な鍵となります。

蟹座における集合的なテーマ

蟹座における集合的なテーマとして

共同体感覚
内なる感覚を受け入れる
(大切なものを育む)

といったキーワードが入っており

そういったテーマに該当する
度数でもあります。

一方で、月蟹座のテーマでもありますが

そういった感覚に対する、
「疑い(心配・不安)」や「警戒心」
課題として表れやすくもなります。

ジョーンズ版と、従来の解釈

西洋占星術や、書籍等における
蟹座22度の解釈は 

一般に、

・受け身の姿勢で待ち続ける
・夢や幻想
(果たせない夢や予感)
・期待や理想
・大きな夢を抱くことで日常をやり過ごす

といった意味として捉えられています。

これらは、上記のプロセスとして起こる
「課題」として捉えることもできますが

現実味のない夢や幻想としてしまうこと
期待や幻想を、捉え間違えること
といった、

自我(思考)による判断」の結果

他人から見てどうみえるか
=外側から見ての視点(印象)

といったものが
解釈の中に入り込んでしまうと

シンボルにおける
本質的なメッセージとの
ズレが生じやすくなります。

ジョーンズ版の解釈においても

これは、人間の魂に真の力を与え、創造的な落ち着きと静かな視野の広さを象徴するものであり、現在の状況に対する持続的な関心と、これから生じうるあらゆる(潜在的な)可能性に対する、建設的な姿勢を与えるものである。

原文(抜粋):This is a symbol of the creative poise and quiet range of perspective which give real power to the human soul, endowing it with its gift for sustained interest in the present situation and its constructive attitude towards each ramifying potentiality of things to be. 

出典:Marc Edmund Jones “The Sabian Symbols in Astrology”  

とあるように、

このシンボルの中には、

・視野の広さ(=一元性・共同体意識)
・諦めずに信じる
・タイミングを待つ
・現実に起こるサインや流れを冷静に観察(洞察)する

といったイメージが含まれています。

シンボルの本質的意味と解釈

サビアンシンボルが表しているものの本質は
「氣付きのメッセージ」にあるため、

どのようなシーンにおいても、その奥に表現されている本質(深い氣付きや問い)にフォーカスしていくことが大切です。

シンボルの意味や
メッセージを捉える際には、

そのシンボルを通じて表現されている
「普遍的な氣付き(=人生の教訓・叡智)」
は何か?といった観点から捉えていくと

さらなる進化や創造へと、
活用していくことができます。

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