星々の微細なエネルギーを感じる 〜古代エジプトの占星術・デカンについて①

先日、約6年半振りのエジプトへ行ってきました🇪🇬

そこで感じたこと、受け取ってきたものなど
古代エジプトの遺跡から紐解く宇宙観、叡智とともに、お届けしていきたいと思います𓇼

今回は、古代エジプトでの星読みについて。

デンデラ神殿(ハトホル神殿)は、ハトホル女神に捧げられた神殿で、古代エジプトの星の叡智や天文学に関する情報が残されている場所の一つです。

以前より、オリエント占星術は
古代エジプトの宇宙観を引き継ぐ星読み
ということをお伝えしてきたのですが

その中の一つに、サビアンシンボルを重要視している点があります。

現在では、「12星座」という概念(区分)が一般的ですが

古代エジプトでは、星々や天体のもたらす、より微細なエネルギーの違いを読んでいました。

冒頭で紹介したデンデラ神殿には、太陽や月の運行についても、神々との繋がりについて、細かく描かれています。

今現在、残っている遺跡や史料の中で有名なのは、「デカン」と呼ばれる、36の「恒星」を主体とした星のグループで

占星術上のイメージとしては、12星座を表した円盤(360度)をより細かく10度ずつに分割し、それぞれに守護神(中心となる恒星)がついている、というような概念です。

上記の三枚は、デンデラ神殿にあった天体図の現物が保管されているフランスのルーブル美術館にて撮影。
デカン・恒星・古代エジプトの占星術については、講座内でも詳しくお伝えしています。

デンデラ神殿(ハトホル神殿)は、古代エジプト文明の遺跡というより、比較的新しい時代につくられた神殿なのですが、

「恒星」を中心とした古代エジプトの星よみと、メソポタミア(〜ギリシャ)に由来する「黄道十二星座」が融合した宇宙観が描かれた、世界最古の黄道十二宮図(天体図)のあった場所です。

12星座は、本来、恒星の集まりであり、
それらの集合体のようなイメージですが

古代エジプトにおいて、星々のエネルギーを読むことによって、高次のメッセージや啓示を受け取っていた時代、

より細かな、恒星ごとのエネルギーや情報を読み取っていたこと、それらを担当(管轄)していた神々について描かれたのが、上記の天体図です。

古代エジプトでは、星々の動きは「神々の意志の表現」とされており、当時築かれた神殿や文明とも深い繋がりがありました。

同様に、サビアンシンボルは、12星座を360度として捉え、一度一度に在るエネルギー、メッセージを紐解くもので

それらのメッセージは、無数にある恒星からのメッセージ(集合意識)や魂の記憶と紐づいています。

サビアンシンボルは、個人における才能や資質、現実的な成功(豊かさ)のためのヒントを紐解く、といった、これまでの西洋的な価値観、西洋占星術の世界観に基づき活用することもできますが、

魂(霊性)の進化、魂の記憶と引き継ぎ、
宇宙の秩序(循環)において割り当てられた使命・役割・テーマといった

魂中心の世界観で読み解くときに、さらなる本領を発揮するものです。

それらのメッセージを受け取る上で、古代エジプトの星よみと、現代における星よみとの間にある、重要な世界観の違いについて

次回以降のコラムで
詳しくお伝えしていきます𓇼


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